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LATIDO Ai-27 (2002/04-2003/07)


 ビアンキ・ボロンのパーツをレコード10Sに替えたため、それまでついていたコーラス9Sがほぼ1台分手元に余ることになりました。そこで街乗りや練習で気楽に乗れるロードレーサーをもう一台組んでみようかとなったわけですが、高価な新品フレームを買うほど資金に余裕は無し。それに今さら実戦指向のアルミフレームなんかを買ったのでは、ビアンキのレコード化の言い訳がますます立たなくなります。
 そんな折にネットオークションで見つけたのが、このラティードでした。当時はラティードなんて名前は聞いたこともなかったので友人に尋ねてみると「西のアマンダみたいなもんじゃないかな。レースじゃそれなりに名前の通ったフレームだよ」とのこと。例えが適切なのかどうかは分からないけれど、実際、前オーナーは2〜3年レースで使って、機材入れ替えのためにオークションに出品したそうです。
 モノはというと、それなりに傷はあるけれど実用上は問題ないらしいし、見た目があまり仰々しくない昔風のカーボンフレームという点もなんとなく気に入った部分。サイズがC-T=530mmなので、ビアンキ・ボロンよりも1サイズ大きいものの、身長170cmの自分ならとりあえず乗れる範囲のはず。むしろ違うサイズのフレームを試してみるのも、後々のためになるだろうということで落札してみることにしました。
 レバー、前後ディレイラー、クランク、ブレーキ、ホイール、ハンドル、ステム、サドルはビアンキ・ボロンから外したものがあるし、27.0mmφのシートポストとヘッドパーツはフレームについてきたので、あとはBBとワイヤーと小物を買ってくれば材料は揃います。BBは行きつけの神宮のショップで相談した結果、コーラスはモノが無いし、レコードを買うつもりならもう少し安くでFSAのチタンBBが手に入る、とのことなのでそれに決定。こういうあまり儲けにならない相談にも乗ってくれるショップがあるのは有難いものです。
 組み上げて乗ってみると、乗り味は見た目に違わずマイルド。善くも悪くも昔風で、シャキッとしたところがないかわりに、気楽に流して乗るには疲れなくて好都合です。登りも若干力が逃げる感覚はあるけれど脚力なりにしっかりと進んでくれる感じ。ペダリングスキルが高ければ、きっともっと良く登るんだろうなという印象です。ただフロントフォークまわりの剛性感は年式相応で、舗装が荒れ気味の下りコーナーなどではやや心許ない手応えでした。
 とはいえ2002年4月に組み上げてから1年ちょっとの間、街乗り、通勤、ロングライド、ツーリングと使い倒しました。後にルックKG171が手に入ったため売却しますが、それなりに楽しませてくれたフレームといえます。ちなみにこの自転車はほとんど写真を撮っていなかったので、残っているのはオークション出品時に撮影したフレーム単品画像のみ。

フレームラティードAi-27(C-T=530mm)
フロントフォークラティードカーボン
シートポストシマノ・デュラエース(27.0mmφ)
ステムITMゴッチャ(110mm)
ハンドルITMスーパーイタリア260(外外420mmアナトミック)
ヘッドパーツシマノ・デュラエース
レバーカンパニョーロ・コーラス・エルゴコントロールレバー
ブレーキカンパニョーロ・コーラス
ボトムブラケットFSAチタン
クランクカンパニョーロ・コーラス(170mm/52-39T)
フロントディレイラーカンパニョーロ・コーラス
リアディレイラーカンパニョーロ・コーラス
カセットスプロケットカンパニョーロ・コーラス(13-26T)
チェーンカンパニョーロ・コーラス
ボトルケージミノウラ・ジュラケージ
メーターキャットアイCC-CL200
ホイールカンパニョーロ・コーラス/マビック・オープンプロCD/DT・2.0-1.8
タイヤミシュラン/TNI等
チューブミシュランA1
サドルセラ・イタリア・フライト
ペダルタイム・アタック・カーボン/チタン
バーテープシルバ
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